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ニューズレターVol.30 (2009.12.3)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.30 (2009.12.3)

責自です。
現在ブラジルは、アマゾン川河口の大都市ベレンに滞在中です。

今までの怠惰な進行ペースをあらため、与えられた180日間のビザで、なんとか
ブラジルを走り切ろうと頑張りましたが、やはり無理でした。
半年間で走るには、あまりに大きく、また人もいいので、出会いが多く、ペース
を上げきることができませんでした。

現在、公式には不法滞在の身分になっています。
今後、本来予定していたルートである、フランス領ギアナ→スリナム→ギアナ方
面へのツーリングを諦め、アマゾン河を船で遡上。アマゾンの奥地(?)を北に
進路を取り、ベネズエラを目指す予定です。

フランス領ギアナ→スリナム→ギアナを走れない理由は、ギアナ、ベネズエラ間
に国境がなく、一度ブラジルに再入国する必要があるためです。ビザのない私
に、それは許されません。
このままブラジル国内に留まれば、不法滞在者という身分ではありますが、出国
の段階で罰金を払うことで、特に問題なく旅を続けることができます。

若干悔いは残りますが、その分、アマゾン河の旅を楽しんできたいと思います。
そういうわけで、あとひと月ほど、ブラジルに滞在することになりそうです。
新年早々にはベネズエラ→コロンビアと進み、南米大陸の旅を終えたいと考えて
います。

皆様、よいお年を。

ニューズレターVol.29 (2009.8.22)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.29 (2009.8.22)

責自です。
相変わらず、散発的なメールで申し訳ありません(ブログ所有などもってのほか
です…)。

ここ一月半の間に風邪と帯状疱疹を立て続けに患い、長らく停滞。その上、親切
なブラジル人・地元のサイクリスト等にお世話になる機会も多く、そんな彼らに
一晩だけお世話になって「さようなら」というわけにもいかず、大幅に予定が遅
れています。
うれしいのやら、悲しいのやら…。

最大6ヵ月滞在のリミットも間もなく半分消化となり、今後は、予定していたよ
りも近道ルートで走ることになりそうです。
こちらはブラジルを満喫したいのに、それを許さない6ヵ月縛りのルールが歯が
ゆくて仕方ありません。

写真を数枚追加してあるので、ご覧ください。

ニューズレターVol.28 (2009.6.27)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.28 (2009.6.27)

ボン・ジーア!
ブラジルは大西洋の島、サンタ・カタリーナ島から責自です。
ブラジル入国後、早ひと月になろうとしています。

昨年末の二度目のボリビア走行時に知り合ったブラジル人自転車旅行者が作って
くれた「6ヵ月で走る理想のブラジル・ツーリング・ルート」で走り始めました。
何故6ヵ月かというと、日本人はビザの関係で一年間に最長180日しかブラジル
に滞在できないからです。

ブラジルの南部の都市は、整然としていて街並みが綺麗。そして、白人が大半を
占めていて、ちょっと危険で陽気な色黒な人種の多いブラジルを想像していた僕
の頭の中とは、えらいギャップです。
海岸に降りて来る前に走った山岳地帯の山並みや、のどかな牧草地帯に掛かる朝
靄も、アマゾンのジャングルや青い白浜のビーチぐらいしかイメージのわかな
かった僕には新鮮でした。

そして現在、インターネット上で連鎖的に地元サイクリストらから招待を受け、
数カ月先、数千キロ先まで予約で一杯の嬉しい状態です。
今現在も、ここフローリアノポリス市で、数名のサイクリストから歓待を受けて
いる最中。

そんなわけで、ワクワク・ドキドキ度100%でブラジル滞在を堪能中です!

P.S.ポルトガル語も少しずつ出来るようになってきました!

ニューズレターVol.27 (2009.5.20)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.27 (2009.5.20)

みなさん、ご無沙汰しています。
長い間連絡をせずに申し訳ありません。

昨年末~今年にかけてパラグアイを斜めに縦走し、アルゼンチン再入国後の最終
到達地点であるプエルト・イグアスの友人宅に愛車を預け、一月の末より、メキ
シコ人の友人と南米各地をバックパック旅行していました。

現在、ブラジルへ向けてツーリング再開のため、装備面・語学面の準備中です。
近々、長らく親しんだスペイン語圏の国をあとに、ブラジルへとペダルを進めます。

バックパック旅行中に撮った写真を、いくつか追加してありますので、サイトも
是非ご覧ください。

ニューズレターVol.26 (2008.11.21)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.26 (2008.11.21)

みなさん、ご無沙汰しています。責自です。

南米最南端で折り返した北上の旅は、およそ一年ぶりに、ボリビアの首都ラ・パ
スまで戻ってきました。北上に転じて以来、既に6,500kmほどになります。
ラ・パスは、首都としては標高3,600mの世界最高所に、空港のあるエル・アルト
は4,100mとさらに高所にあります。航空機製造メーカーは、新しい機体開発の
際、まずこの空港でテストを行うのだと、以前に、このニューズレターの読者か
ら教えて貰いました。

当初は、主に大西洋岸沿いに、アルゼンチン、ウルグアイからブラジルへとペダ
ルを踏む計画でしたが、南米最大のハイライトのひとつであるウユニ塩原を走る
ために、再びアンデスを通るよう8の字に走ってきました。旅程は当初の予定よ
り大幅に遅れますが、南下の際、アルゼンチン北部およびボリビアでお世話に
なった方々を再訪、直接旅の報告をすることができ、充実の北上になりました。

しかし、全旅程が順調だったわけではありません。アルゼンチン北部にて、チリ
への国境越えの際に目を負傷、医者の診察と療養のためサルタ(アルゼンチン北
部の大都市)に出戻りました。さらに再出発後、同じ場所でひどい気管支炎に羅
患。山村の病院に4日入院したあと、快復を待つために再びサルタに出戻り、合
計2ヵ月の停滞を余儀なくされました。

そして、さらに悪運は続きます。この山村の病院に入院中、自転車を預かってく
れていたアルゼンチン陸軍の分遣所で、装備の盗難に遭いました。およそ4年に
及ぶ旅で初めての盗難事件が、南米では比較的治安のいい国アルゼンチンでか
つ、本来、規律の厳しいはずの軍内で起こったことだったため、体調の不良と合
わせ、気分的にも沈んだ毎日を過ごしていました。

ただ、この停滞がもたらしてくれた幸運もありました。
未だ南米最南端を目指して南下していた際に擦れ違った、アメリカ人とドイツ人
の二人のサイクリストに偶然再会。もうひとりロシア人のサイクリストを加え、
4人のパーティーで、ウユニ塩原へと続くボリビア南部の難所行を共有すること
が出来ました。

ウユニ塩原とは、表面積12,000平方kmに及ぶ、世界最高所・最大の塩原です。一
般にウユニ塩湖と呼ばれていますが、正確には湖ではないので、塩原と表現しま
す(出・ウィキペディア)。見渡す限り真っ白な大地の続く、この塩原へのアク
セスは、グループツアーのジープが一般的なので、時間やルート・旅程に縛られ
ない我々サイクリストにとって、ここを自分の足で走ることは、南米最大のハイ
ライトなのです。

さらに、塩原からチリ国境へと続く4,500mの高地には、エドゥアルド・アバロア
自然保護区を含む、色とりどりの湖とフラミンゴ、温泉、間欠泉、奇岩群など見
どころ満載の自然があり、ツアーの四駆ジープの連中に変態扱いされ、励まされ
ながら4人で走った2週間の旅程は最高の体験になりました。

おのおの別の道を採った他の3人と別れ、再び一人になった旅は、今後ボリビア
のジャングルを経てパラグアイ、アルゼンチン北部へと続きます。

ニューズレターVol.25 (2008.7.19)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.25 (2008.7.19)

ご無沙汰です。責自です。
南米最南端で折り返した轍は順調に北へと延び、半年前に走っていたアルゼンチ
ン北部まで戻ってきました。

アウトドア用品のブランド名としてよく知られているパタゴニアは、南米大陸の
南緯40度付近より南を指す地域名です。
このパタゴニア地域、世界地図で見ると、そのすべてがアフリカ大陸やオースト
ラリア大陸の最南端よりも、さらに南に位置していることが分かります。
ロシアやカナダ、アラスカといった北半球の高緯度地域ほど極地に近くはありま
せんが、それでもやはり冬には厳しい寒さがやってきます。
この寒さから逃げるように、初冬のパタゴニア地域の大西洋側を北上してきました。

この北上の旅で、アルゼンチンのとても素敵な一面に出逢うことができました。
どこの国へ行っても、田舎ではたいてい歓待を受けますが、アルゼンチンでもや
はり同じでした。

しかし、それを感じたのは今回の大西洋側北上中だけです。というのも、同じ田
舎でも太平洋側の人たちは、われわれサイクリストを見飽きているため、あまり
興味を示してくれないからです。
パタゴニアの大西洋側には、毎年150人を超えるサイクリストがやって来る地域
もあり、私自身もここで、わずか10日足らずの間に10人を超えるサイクリストと
擦れ違いました。

そんなわけで、南下中には、あまり現地の人と触れ合う機会の少なかったアルゼ
ンチンでも、たくさん思い出を作ることができました。
天然ガスを運搬するパイプラインのプラントで、各地の公営体育館で、牧場の管
理を任されているバケーロらと。

時間に追われ、走るばかりでろくに観光はしてませんが、彼らとの思いでのおか
げで、アルゼンチンも私の中では大好きな国のひとつになりました。

今後は、以前から計画していたとおり、チリ・ボリビアの4000m級のアンデス地
域をしばらく旅したあと、あらためて大西洋側に戻り、ブラジルを北上する予定
です。

ニューズレターVol.24 (2008.5.5)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.24 (2008.5.5)

大変、ご無沙汰しております。南米最南端より責自です。

はい、到着しました、とうとう…。足かけ3年半、ようやく南米縦断完了です。

チリの首都サンチャゴを出て以来、ろくに休養も取らずに走り続けてきました。
時間を気にし、常にシーズンぎりぎりのタイミングで各地を通り過ぎ、見て回り
たいところも、すべて諦めて走り続けた2ヵ月間。こんなのは、自分の望んでい
た旅じゃない…。と、何度も自分を戒めましたが、それもこれも、今までろく
すっぽ予定も立てずに、いい加減に旅してきた報いです。仕方ありません。

この後は、友人の待つコロンビアを目指して、大西洋側を北上します。まだ当分
の間、時間に追われる旅が続きそうです。

走ったルート、写真をいくつか更新していますので、ホームページの方もご覧に
なってください。

南米最南端の街、ウシュアイアより、責自

ニューズレターVol.23 (2008.2.27)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.23 (2008.2.27)

チリの首都サンチアゴより責自です。

ペルーのクスコでマチュピチュ観光を済ませたあとの足取りです。

■カサ・デ・シクリスタを訪ねて
クスコを出てから、ボリビア→アルゼンチンに至る道のりは、カサ・デ・シクリ
スタを訪ねて歩く旅でもありました。
カサ・デ・シクリスタとは、日本語に直訳すると、サイクリストの家です(以
降、カサと略)。
南米の各国・各地には、僕のような自転車旅行者を家に招いて世話してくれる
ファミリーが、数多くあります。

これらのカサは、われわれ自転車旅行者の休息の場所であると同時に、旅行者同
士の出会いの場でもあり、情報の集まるところでもあります。


■ラ・パスで沈没
ボリビアの事実上の首都であるラ・パスで、早速カサのお世話になりました。
「沈没」とは、海外を長期に旅行する人たちの間で使われる隠語です。
移動することをやめ、一箇所に長期に滞在することを意味します。旅行よりも生
活色が強くなるので、一般的には好意を込めた悪い意味で使われます。

僕の他に二組五人のサイクリストが集結したことと、お世話になったカサの奥さ
んが面倒を見ている施設(貧しい子供たちの寄宿舎)の人たちとの付き合いが楽
しかったこともあり、このラ・パスのカサで沈没してました。


■南米で一番走りたかった場所が…
ボリビア南部に、かつてのスペイン統治時代に、金・銀鉱で栄えたポトシという
都市があります。ここでもカサのお世話になっていました。

このポトシの西200kmほどの場所に、ウユニ塩原と呼ばれる広さ12,000k㎡の巨大
な塩の大地があります。見渡す限りの真っ白な世界は雪中に居るかのように錯覚
すると言いますが、雪原と異なるのは、そこが硬い大地だということ。つまり、
自転車で走れるということです。

このウユニ塩原を走ることが、すこし大袈裟に言うと、南米最大のイベントのは
ずでした。
はずでした…、つまり、行けなかった。行かなかったのです。その理由は、時期
をわずかに外してしまったが為に、雨期に入ってしまい、塩原が湿っぽくなった
り、上部に水を蓄えたりと、自転車で走るには少し悪環境になってしまったから
です。

しかし、ここを知らずして、南米は去れません。ということで、何日も何時間も
地図とにらめっこした結果、南米最南端に到達したあと、再び北上してボリビア
に戻ってくることにしました。
いつまで経っても次の大陸に移動できませんが、どうしてもここを逃すことはで
きません。


■再び沈没
アルゼンチンに入り、国境から数日の最初の街で、そして、その隣町で、またも
カサのお世話になります。
二軒目のおうちは、なんと三年間で100人のサイクリストを受け入れたといいま
す。歓待を受け、居心地がよかったこともあり、ここで再び沈没してしまいまし
た。ちなみに僕が記念すべきこの100人目のサイクリストです。
そして、この間に、実に六組十人ものサイクリストが、ここを訪れました。
ボリビアのウユニ塩原を目指して北上する際、もう一度ここを訪れようと思って
います。


■久しぶりのアンデス山脈
皆さんご存じの通り、チリは南米大陸南半分の太平洋側に細長く伸びる国です。
逆に大西洋側に広く領土を持つアルゼンチンとは、アンデス山中で国境を接して
います。
つまり、アルゼンチンからチリ、またその逆に国境を越えるには、標高4000m超
のこの山脈を越えてこなければなりません。ボリビアからアルゼンチンに入り、
低い標高で南米の夏の暑さに参っていた僕には、待望のアンデス行でした。

一年の間に三ヵ月間しか通行できない峠の国境には、真夏というのに雪が残って
います。舗装もされておらず、自転車には多少つらい道ではありましたが、送電
線の無いアンデス山中の眺めは格別でした。


■イースター島
チリは、南米の中ではトップクラスの経済水準を持ってるようで、今まで物価の
安い国を旅してきた僕にとっては、食品や生活必需品の値段が、目の飛び出る数
字に見えてしまいます。

そんな中、大奮発してイースター島に行ってきました。サンチアゴから飛行機で
5時間。チリ本土の海岸線からおよそ400kmの海上に浮かぶ島の広さは、わずか
120k㎡しかありません。上で挙げたウユニ塩原の10分の1の大きさです。
島はチリ領なので、皆スペイン語を話しますが、島民の大部分は、タヒチやハワ
イイなどと同じポリネシア系です。

島は思っていたほどひどく観光地化されておらず、南国の島と聞いてイメージさ
れるのんびりした雰囲気を満喫できました。もちろんモアイも至近距離で見学し
てきました。


■これから
あいかわらず頭で考えている通りに予定が進まず、スケジュールは遅れ気味で
す。南米に本格的な冬がやってくる前に、南米最南端にたどり着かなければ、ま
た滞在を一年延長しなければならなくなります。

サンチアゴを出た後は、再びアルゼンチンへと国境をまたぎ、本格的に南下を開
始します。

また長く連絡を絶つことになると思いますが、現在地だけはマメに更新するよう
にしますので、どうぞ心配しないでください。

ニューズレターVol.22.5 (2008.1.14)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.22.5 (2008.1.14)

長いことご無沙汰しています。アルゼンチンより、責自です。

言い訳にしかなりませんが、いろいろと忙しく、ニューズレターの原稿を書く時
間がなかなか取れません。
かといって、いつまでも音信不通だと、心配を掛けてしまうので、取りあえず無
事でいることの連絡だけさせて下さい。

ペルー、ボリビアの写真ほか、両国で訪れた場所など更新してありますので、ま
たご覧になって下さい。

ニューズレターVol.22 (2007.11.19)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.22 (2007.11.19)

ご無沙汰です。ペルーのクスコより、責自です。
マチュピチュ観光を終えて、気が抜けたのか、風邪を引いてダウンしてました。

■苦行
10月17日の夜行バスにて、自転車を預けてあるアンデス山中の街へ…。寝ている
間に、海抜0mからいきなり4300mに移動したので、朝、目を覚ますと死ぬほど息
苦しく、少し歩いただけで心臓が悲鳴を上げてました。

そこはしかし、サイクリスト持ち前の適応力でクリアし、早速ペダル足をかけま
した。標高はありますが、道は綺麗な舗装路、順調にペダルを踏みます。がしか
し、間もなくアンデス山脈が牙をむき始めました。

ここクスコに至る直前の1000km足らずの区間で、なんと21000mもの上りを強いら
れました。2万メートルというと、ジェット機の飛行高度の遙か上空です。しか
も、およそ半分の区間は舗装されていない、石のゴロゴロする悪路でした。
(どんなだったか、My Track→Peru'→Huancayo-Cuscoのグラフを見てみてください)

敵は道だけではありません、雹に打たれ、暴風雨のなか夜を過ごし、タイヤにま
とわりつく泥に泣かされ、疲労困憊のなか、どうにかここに辿り着きました。

とまぁ、つらい道中でしたが、アンデスの雄大な景色は素晴らしく、羊より臆病
なアルパカに警戒されながら、インディヘナの連れ歩くリャマと記念撮影をし、
自転車旅行ならではのアンデス行を満喫できました。

注:リャマ、アルパカ共に、ペルー、ボリビアの山岳地方に広く分布するラクダ
科の動物です。リャマはロバと同様、荷役用に、アルパカは羊毛と同じく、その
毛を服飾用途に利用します。


■マチュピチュに行ってきました!
およそ2週間の旅の末たどり着いたのが、元インカ帝国の首都であり、新世界七
不思議のひとつ、マチュ・ピチュへの観光拠点となる、ここクスコです。

マチュピチュはクスコよりさらに70km山奥にあり、そこまでのアクセス法は、列
車もしくは、徒歩のいずれかしかありません。僕は、ここで知り合った日本人旅
行者二人と一緒に、列車で遺跡を訪ねてきました。

遺跡そのものは小さいのですが、遺跡全体を望めるポイントはいくつかありま
す。僕らは現地で二泊し、三日掛けて、あらゆる角度から、ゆっくり遺跡見学を
堪能してきました。

マチュピチュをバーチャル体験できるサイトがあるので、訪れてみて下さい。
http://www.panoramas.dk/fullscreen6/f2-machu-picchu.html

2007年7月7日に「ニュー・セブン・ワンダーズ財団」が選定した新世界七不思議
http://www.new7wonders.com/


■ボリビアに向けて
クスコに戻ったあと、現在投宿中の宿で、なんと合計5組9人ものサイクリストと
遭遇しました。うち一組は、なんと子連れで旅行しています。彼らの噂は、もう
ずいぶん前から聞いていたのですが、運よくここで追いつくことが出来ました。

彼らと会えた上に宿が快適なこともあり、また休養も必要で、随分ゆっくりして
しまいましたが、2,3日中には再び自転車にまたがり、ボリビアに向けて南下を
再開します。

ニューズレターVol.21 (2007.10.17)

Subject: Pedaling around the World Newsletter Vol.21 (2007.10.17)

ご無沙汰してます。ペルーの首都リマから責自です。

まだ出発してないのか!? なんて、思わないでくださいね。
実は、ひと月ほどのツーリングに中休みを入れて、バスで友人を訪ねるためにリ
マに戻ってきているんです。

今回は、このひと月の様子をかいつまんでお知らせします。

■前回のニュースレターを送信した翌日にリマを出発
リマの市街を抜けて、一路北を目指し再び自転車にまたがりました。
日本で準備していたころのやる気満々だったモチベーションは一体どこに???
というくらい、再出発時の気持ちは下げ下げだったものの、2日も走った頃に
は、もう以前に自分に…。
大型車を見ると、軽いトラウマを自覚するものの、以前のような無理な走りを自
粛して、安全第一を心掛ける走行姿勢で、事故現場までの欠けていた一本の道を
繋ぎました。


■命の恩人を訪ねて…
実は、昨年、事故に遭った際に、命を救ってくれたと言っても大袈裟ではない、
一人の若者と知り合いました。
事故現場に近い街に住む彼は、警官が不正を働き所持品をくすねないように監視
し、病院まで1時間の道のりを毎日往復してくれ、先払いシステムを理由に適切
な処置をしていなかった病院を糾弾し、自腹を切って点滴薬を買い求め、院内で
も起こりかけた盗難を未然に防ぎ、意識が混濁していた僕に代わって日本大使館
に連絡を取ってくれました。

事故現場を横目に彼の住む街に着いた僕は、彼とその家族を訪ね、有意義な数日
を共に過ごしました。この場を借り、改めて、彼が僕のためにしてくれたこと、
彼に出会えたことすべてに感謝の意を表します。


■アンデスへ…
今年8月に起こったペルー沖地震の影響で、本来予定したルートを通ることがで
きなくなり、早々とアンデス山中に分け入る道を採りました。
一年近いブランク持ちの僕に、酷い悪路と4000m、5000m級の峠が次々と襲いかか
ります。メキシコから中米へと進んで以来、長らく使っていなかったテントと寝
袋も久々に活躍し、アンデスの雪山を眺めながら順調(?)に進んでいます。


■やっぱりナスカの地上絵も見とかないと
そんなアンデス山中の街に住む、去年リマで入院中にお世話になった看護婦さん
の家族に自転車を預け、ここリマで長らくお世話になっているファミリー他、数
人の友人に会いに、バスでリマに戻ってきました。
そして、せっかく近くまで来たんだからということで、日帰りで、地上へのある
ナスカ観光にも行ってきました。


■冷たいアンデスを越えて
このメールを送信する翌日には、ここリマを後にし、再びアンデスを行きます。
雨季にさしかかり、冷え込みの激しい山中ルートを、マチュピチュ目指して爆走
します。
ニューズレターやウェブサイトの更新は、いつもの如く後手々々に回ると思いま
すが、GoogleMapを使って、現在地の更新だけは、まめにするようにしているの
で、ネットサーフする時には、ついでに僕のサイトも開いてみてください。無事
に前に進んでいることだけは、確認してもらえると思います。

では!